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名言・名句・慣用句・仏教語あれこれ

1「今日をがんばるものは、昨日が後押しを、明日が手をさしのべる」

とっても勇気づけられる思いがする。今していることに不安を感じることが時々ある。そんなときの保証のような言葉、正直者が馬鹿を見るという変な風潮があるが、決してそうではない、今を一心にまじめに生きるものこそ、目に見えない力が助けてくれる。これは大事なことです。

2「酒は百薬の長」

その通り。間違いない。私が保証する。いい薬です。

3「酒は命を削るカンナである」

その通り。間違いない。私が保証する。程をわきまえないと、立派な毒です。

結局何かというと、お酒に善悪・薬か毒かがあるのではなく、飲む人間の方に問題がある。

4「人は強くなければ生きていけないが、思いやりがないと生きていく資格がない」

人は一人では生きていけない。人と人の間に暮らしているから、人間という。ならば、相手のことを思う心がなければ生きていく資格はない。思いやりは大切なこと、そして簡単なこと。自分で自分を可愛がるように、相手も自分が可愛い。それをお互いに理解すること。

5「言うは安し、行うは難し」

私個人として、一番反省する言葉です。人前で喋ることが多いのですが、それを実行している私だろうかと、いつも反省しております。人には言えるが、自分となると・・・・・。ごめんなさい。

6「分甘共苦」「甘きを分かち、苦を共にする」

喜び事は分け合えば何倍にもなる。苦しいことは分け合えば、どんどんその比重が下がっていく。多くのお葬式、そしてその後の仏事を通して強く感じました。又、阪神淡路大震災の時にもそれを感じました。

7「早起きは三文の得」

私は朝の早いことが苦にならないたちで、朝の爽快感が好きです。爽快感を味わうだけで、もうすでに三文の得があります。花の咲いてるのに出会ったりしたら、何文もプラスして得です。

8「往生する」

命が終わりを迎え、旅立つことを言います。でもこの二文字には大変な意味があります。往って生まれるのです。浄土へ往って仏として生まれ変わるということなのです。ご存じでしたか。

9「明日ありと 思う心の あだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」

明日しよう 後でやろう そのうちやろう 人ごとではない言葉です。言ってますよね・・。二度とない今を大切にする。今しなければならないことは、絶対今しなければなりません。明日無いかもしれませんよ・・・。今しておくことによって、ほら、次もできるじゃないですか。

10「一怒一老、一笑一少」

一回怒ると老けるよ、一回笑うと若くなるよ。その通り。怒ることほどいらない体力を使うことはありません。顔にもイヤな皺できちゃいます。でも笑うと気持ちいいですから、ぃっぱい空気吸い込みますから、元気になって穏やかな皺になるんです。本当ですよ。

11「つまらぬというは、小さき智恵袋」

この世の中につまらないものは一つもございません。みんなそれぞれが役目を持って存在しています。それを見る方の目が充実していないので、つまらないものに見えてしまいます。目の充実、広い心、こちら側からしか見ないのではなく、向こう側からも見る。大切ですね。 

12「よかったことはおかげさま、悪かったことは身から出た錆」

そんな風に見たいですよね、いつも。でもなかなかそうは見られません。よかったことは自分が頑張ったとしか見えない。悪かったら誰々のせい。本当はそうじゃないんですよね。だって一人の力なんてしれてますよ。見えない力に手を合わしたいものです。

13「この秋は 雨か嵐か しらねども 今日のつとめに 田の草をとる」

田植えをした田をじっと見つめて、収穫の秋にはどんな天気だろう?晴れてたらいいのにな、嵐だと困るな・・・。と考えていても、今から秋のことはわからない。より良い収穫のためには秋のことを思い浮かべて心配するよりは、今せねばならない田の草取りをする事の方が、確実に良い収穫へ向かっています。

14「腹が立ったら 10まで数えよ うんと腹が立ったら 100まで数えよ」

腹が立つときは一瞬にして頭に血が上ることが多い。ちょっと間をおいてみると治まり、言わないでいいことを言わないで済む。間をおかないと言わないでいいことを言ってしまう。この差は大きいよ。

15「立ち並ぶ 仏のみ顔 今見れば 皆苦しみに 耐えしみ姿」

優しく暖かみのある仏様のお顔は、眺めていても心が穏やかになる。でも、仏様も昔は修行があり、迷いがあり、葛藤があり、忍耐があり、決断があった。はじめから穏やかな心ではなく、耐えて今、心穏やかに成られ、その心が表情に現れているのです。

16「すでに神も仏も 貴方に全てを渡している もし 貰って無いというのなら それは 貴方に その準備ができてないからです」

初めてこの言葉に触れたときドキッとしました。言い返す言葉がありません。

17「願わないのに 草は生え 願うのに 花は散る 世の中こんなものです」

人間は高度の技術を持っています。でも全てが思うようには行きません。思うように行っているのは「ほんの少し」です。勘違いしないようにしましょう。

18「朝は希望に起きて礼拝 昼は愉快に働いて報恩 夜は感謝に臥して安心」

一日の節目にしっかり自分とまわりを見つめることができるなんて、とても素晴らしいことです。しぶしぶ起きて、いやいや働いて、仕方ないから寝る。ではどうにもなりませんね。やはり、朝は希望に起きたいものです。

19「起きて寝て 起きて寝て 起きて寝る そんな日暮らしに両手を合わせる」

今日の朝目が覚めましたよね。目が覚めたからこの文を読んでいるんですよね。起きようと思いました?起きたら起きていた! と、いうのが真実ですね。何と有り難いことですか・・。

20「ほんものは続く 続けるとほんものになる」

継続は力なり。本当ですね。石の上にも十年。続けていくうちに、本物が見えて、本物になっていきます。又本物だったからこそ、続いているのも事実です。

21「八頭身より一等身」

最初に是を聞いたとき笑ってしまいました。まったくその通りなのですが、八頭身を否定しているわけではないので、そこのところをよろしく。

22「受けて忘れず 与えて思わず」

恩は与えたと思うと、してやったのに、と言う言葉になり、恩を受けたのに、自分の力で大きくなったとしか思わない。恩とは因を知る心です。

23「しずかに平穏に しかし確実に その日が近づいている」

その日とは何の日でしょう。人生最後の日という事にしておきましょうか。如何です?

24「今日一日 ニッコリと 今日一日シッカリと」

どのように過ごしても一日。それならニッコリ笑って過ごそう、しっかり働いて暮らそう。同じ一日だもの。こうして暮らす日の積み重ね。大きな開きがあると思うよ。絶対に。

25「泣くという字は、悲しみの涙によろめき、倒れながらも何で倒れてなるものかと、けなげに 『立ち上がる』 ことである」

父が死んだとき思いっきり泣きました。ワンワン泣いたお陰で、次へ進むことが出来ました。泣くことは必要ですし、泣かないと、やっぱり・・。我慢したらダメよ。

26「涙という字は、流れ出る涙におし流されがちなたましいを、何流されてたまるものかと、雄々しく心を元通りに『引き戻す』ことであります」

その通りですよ。泣いて涙を流すのは、物事の道理を諦らかにするためです。自分に納得させるためでもあります。揺れ動く心の落ち着き先を決めるのです。誤解しないで下さい、それを忘れて乗り越えるためではないですよ。乗り越えるのではなく、同化する和す、ということです。

27「死んでも生き続ける人もいる 生きていても死んでる人もいる」

生きてて死んだような人には成りたくないですよね。死んでからも、あの人いてくれたらなぁー。という人でおりたいですね。なかなかむつかしいかもしれませんけれど・・・。

28「何不足 人は裸で 生まれたに」

今ここに在ることにとりあえず感謝でしょう。それがあって次でしょう。

29「笑顔に勝る化粧なし」

時に病気で寝たきりの方から力を貰うことありますよね。その時この言葉を思い出します。お化粧は勿論結構ですよ・・・。

30「一番わかっているようで わからないのがこの自分」

そうですよね。人のことはよく見て批判もしますが、実に自分のことのわからないことか。弘法大師も「如実知自心」自分のことを知りなさい、とおっしゃっておられます。

31「えらい人になるより ありがたい人になろう」

この人がおってくれたら、この人がいててくれたので、この人のお陰で、そんな人でありたいな。

32「足るを知る」

知足は全てに通じるものです。程を越すと間違いが起きやすいですね。自分にとって、身体にとって、どれくらい?むつかしいのですが、大事なことです。請求書ばかり出すのではなく、領収書を出すことから始めてみましょうか。

33「人に高下なし 心に上下有り」

人自身に高下はありません。その行為・言動・心の持ちように上下があります。

34「笑顔に舞い込む福の神 努力に入り込む宝船」

笑顔は無料です。ただで福の神はちゃんと舞い込んでくれます。それに気づかずムスッとしてくらしてもつまらないですよ。それから勤め励まなければ宝は手に出来ません。甘い話・都合の良い儲けはありません。みんな努力の後に本物の宝を手に入れます。時代が変わっても同じです。

35「気に入らぬ 風もあろうに 柳かな」

柳の木は静かに暮らしています。大きな雨・臭い匂い・気に入らない風も吹くでしょう。でも静かに受け流し、見事に生きています。私達はどうでしょうか?

36「もまれねば この味は出ぬ 新茶かな」

お茶はいいですね。おいしい。でもその味は「もまれて」でてくるのです。取っただけの何もしない状態では味は出ません。私達はどうでしょうか?

37「若い間に流さぬ汗は 老いて涙となって出る」

若い間の苦労は自ら進んで請け負う。きっとそれが将来花と咲くことを昔の人は知っていました。今もそうです。柔軟な若い間に色々な経験をして、自らの肥やしとしておく人と、そうでない人の差は歴然です。

38「殺しても 罪にはならぬぞ 腹の虫」

怒ることほどいらないエネルギーをつかうことはありません。お互いに得することもありません。相手を真剣に思って、今ここで言っておかなければと思い、怒るのは結構ですが、腹の虫が飛び跳ねているだけではやめたほうがいいですね。

39「金の成る木 元気・勇気・やる気・根気」

この世に金の成る木があるといいな、思うことあります。でもそんな甘い木はありません。あるとすれば、元気を出して、勇気を振り絞って、人一倍やる気になって、根気よく続けること。これがお金を手にする最短距離でしょうね。

40「病は口より入り 禍は口より出る」

人は言葉を話す動物です。言葉一つで元気も・勇気ももらえます。言葉一つで命を救うこともあります。でも言葉一つで人をダメにもしてしまい、果てには命を奪ってしまいます。一つの言葉は命を持っています。

41「髪かたち つくろうたびに まず思え おのが心の 姿いかにと」

さぁ出かけましょう。身支度整えて、髪も手入れして、持ち物もチェックして、行って来まぁーす。は、いいのですが、心の姿は整っていますか?と聞かれたら どうします?

42「手を合わす 心にいます 仏かな」

手を合わすことは、仏様と自分とが一つであることを示しています。即ち自分の中の仏様を見つめていることになります。仏様は貴方自身です。

43「渋柿の 渋がそのまま 甘みかな」

誰にも欲望はあります。その欲望が煩悩と言われようと無くすことなんか出来ません。但しどちらを向いてその欲を発揮するのかは問題です。煩悩のまま終わらせば渋柿。方向が正しければ、立派なエネルギー甘い甘い味となって花を咲かせます。渋のまま終わらせますか、甘みとして活用しますか。貴方のエネルギー。

44「あたりまえが 一番ありがたい」

何度も言って来ましたが、朝太陽が昇る。目が覚める。生きている。当たり前すぎて気が付かないけれど、こんな有り難いことはないね。本当に。感謝しなきゃダメだね。

45「精進せば 事として難きことなし 猶小水の 常に流れて 能く 石を穿つが如し」

精進とは怠りなく励むこと。お線香の端に火を付けると休まず下まで燃えて、良い匂いを残していきます。小さな水滴でも怠りなく落ち続ければ、大きな石に穴も開けてしまいます。精進することが物事を極めていく肝心なのです。たやすくとかすぐには、そうないものですよ。

46「丸い卵も切りよで四角 ものも言いよで角がたつ」

一つの言葉で喧嘩して、一つの言葉で仲直り。一つの言葉はそれぞれに、一つの命を持っている。「人の短を言うこと無かれ、己の長を説くこと無かれ」

47「仏心は満月の如し」

丸い丸い、そして透き通るような綺麗な色の満月。昔の人は中天に輝く満月を見て、仏心とはあのようなものだろうと思った。まさしくあのようなものなんだろう。お経には人皆仏心有りと説いてある。ということは私達の心の中にもあのような、満月のような仏心があるのです。

48「金貯める 人の心と 降る雪は 積もるにつれて 道を忘れる」

モノが人を変えます。新聞に報道される事件の多くはお金がらみです。お金が悪いんではありません。持つと人が変わってしまうんです。お金だけではないですね、地位も権力もですかね。

49「オン ニコニコ ハラタテマイゾヤ ソワカ」

20年近く前に教えていただいた、新しい御真言です。腹が立ちそうになったら唱えます。皆さんも覚えてやってみて下さい。

50「日々是好日」

何を持って好い日としましょうか。何時死んでもいいくらい充実した日暮らしですか。究極の好い日ですね。

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