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写仏をはじめる

1、ながめる 道具を調えたならば、まず仏様をじっくりとながめます。

2、姿勢 写仏するときの姿勢は、写経ほどきびしくなくても結構です。机の上でお手本と用紙をくるくる回しながら写していくので、どうしても写す場所によっては身体が傾きます。あまり無作法でなければ、少々のことは良いと思います。

3、お手本と用紙 お手本の上に写仏用紙の裏表を良く確かめて重ね、クリップ等で上辺だけを、傷の付かないようにとめます。

4、 面相筆が写仏には最適です。(穂先15ミリ〜20ミリぐらい)面相筆は新しいうちは、糊がついているので、水でよく洗い、根元までおろします。墨をふくませるときも、根元まで十分ふくませ、絵皿の縁で適量にそぎ落とし、筆先をそろえながら写していきます。

5、筆の持ち方 筆の持ち方は自由ですが、できるだけ立てて真っ直ぐ持つ方が、しっかりとした線がひけます。

6、線の引き方 写仏の基本となる線は濃淡のない、太い細いのない(鉄線)です。浄写のまえに筆ならしをかねて鉄線の練習をします。お手本の線をまねるのではなく、自分の線で写してください。長い線はつないでいってかまいません。絶対に早く写そうと思わないで下さい。

7、浄写のしかた 写し始める場所はどこからでもかまいませんが、特に月輪のある仏様は月輪から写すのがよいでしょう。最後に写す場所も決っていません。どの線一本をとっても、むだな線はなく、すべてが仏様のお身体の一部です。丹念にゆっくりと、息をころして一線一線出来るだけ正確に、線の最初と最後をきっちり決めながら写すことです。写し終えたら、写しもれがないかを確かめて、仏様のお名前を右上に、自分の名前や日付を左下に書きます。

8、写仏後 最後は自分の写した仏様をよくながめ、仏様の心に思いをめぐらせ、写仏で感じたことを自分自身で整理しておきます。この時間をもつことによって、写仏の功徳が自分のものになります。

9、奉納 写仏した仏様は、お寺に納めるも良し、自分で持っていても良し、自分が一番納得する方法をとってください。家に置いておくと粗末になるのでという方もおられますし、額に入れて毎月仏様を代えておられる方もおられます。全部貯めて最後の旅立ちに持っていくという方もおられます。貴方自身で考えて見てください。