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観世音菩薩

聖観世音菩薩

他の多くの変化観音と区別する意味で、聖(しょう)をつけて呼びます。観世音菩薩の元のお姿です。観世音は、世間の音声をよく観じるところからついた名前です。

観世音菩薩の特徴の一つに、頭にかぶった宝冠の中の化仏があります。菩薩は「内求菩提、外化衆生」を自らの誓いとしており、その中の外に向かって衆生を教化することをあらわしています。本来悟りを開いているのだが、方便行として、菩薩の相に化身しているのであるから、その本体の悟りの象徴である、如来をのせているのです。左手には未だ開いていない蓮の花(未敷蓮華)を持っています。本来の清らかさを泥の中に咲いても失わない蓮が、未だ咲いていない姿は、私達を象徴しています。それを開かそうと右の手(仏)が力を貸して下さっています。

私達は誰もが生まれ以て、仏心を持っています。それを蓮の花に例えて、世間という厳しい環境、蓮にとってはそれが泥の中、にあっても本来の清い心、力強い向上心を忘れることなく努力し、満開の華を咲かせなさいと教えて下さっています。