TOP>布教活動>観智写仏の会・仏様のお話し>お手本と仏様の説明>勢至菩薩

勢至菩薩

勢至菩薩

威勢大にして自在である。我々に向上していく力と勇気を与えて下さるので、この名前がつきました。

勢至菩薩は単独でおまつりされることが少なく、阿弥陀如来の脇侍として観世音菩薩と三尊でまつられます。このお姿もその時のお姿です。この尊は宝冠の中に、水瓶があります。瓶の中には智慧の水が入っており、その人の状態に合わせて潅いで下さり、無明を除いて本来の菩提心の活動を促して下さいます。胸の前の合掌も特徴です。阿弥陀如来の脇侍に観音・勢至が左右にあり、観音は蓮台を持ち、亡くなられた方の魂を乗せて運びます。勢至菩薩はその人に本来宿っている仏心に手を合わせるのです。私達が知ると知らざるとに関わらず、常に仏様は、私達を拝んでくださっている。見護ってくださっている。私達のほうはどうだろう。拝まれるに値することをしているだろうか。こちらも仏様を常に心に思い、常に報恩感謝の念をもっているだろうか。勢至菩薩の合掌はそう問いかけておられるようです。

「右仏 左は我と 合わす手の 内ぞゆかしき 南無の一声」