TOP>布教活動>観智写仏の会・仏様のお話し>お手本と仏様の説明>釈迦如来

釈迦如来

 

釈迦如来(説法印)

こんな話しがあります。中国の白楽天がかつて地方の知事として赴任したおり、道林という和尚を訪ねて「いったい仏教とはどんな教えか?」とたずねたことがあります。その時和尚が「すべての悪い行為をやめ、少しでも善行をして、自己の心を浄化することが仏教の本意である」と答えたら、白楽天は「なんだ、そんなことなら三歳の幼児でも知っている」と言いました。すかさず和尚は「三歳の幼児も知っているが、八十歳の老人も実行することができないではないか」とつきかえしたのです。

仏教は人間として正しい生活をすることによって、自己の心を清めることを説いています。それが仏教の基本なのですが、そのことを自己の人生において真に実現することは、なかなかむずかしいことではないでしょうか。でも、むつかしいからといって何もしなければ、永遠に近づいてはいきません。怠ることなく、少しずつでも前向きに進んでこそ可能性が高くなっていきます。大事なことはまずその方向を向くこと、脱線しながらも怠らず、ゆっくりとでも進んで行くこと。だれも急によくなることはありません。ぼちぼちとでもいいじゃないですか。皆と一緒じゃなくてもいいじゃないですか。そうです、自分流でもいいじゃないですか。励むしかないのですから・・・